2011年01月10日

オーストラリア 白豪主義から移民大国への軌跡

世界のニュースが流れるSBSというチャンネルによる番組。

Immigration Nation

建国時には明確な白豪主義をうたい、99%が白人であった第2次世界大戦終了時から、現在は、200以上の人種が暮らす"マルチカルチャリズム"(多元的文化主義)へと移行してきた、その歴史を追う。

3回にわたって放送される1回目は既に終わっているが、webで見られる。


1回目は、人種的差別撤廃を迫った日本の牧野伸顕氏の話が出てくる。



"メルティング ポット"といわれるニューヨークと、"マルチカルチャリズム"のオーストラリアの大きな違いは、

「君がどこから来た誰だか知らないが、ここはアメリカ、ニューヨーク。ここのルールに従ってね!」
というニューヨークに対し、

「あなたの文化、宗教のまま自由に暮らしてね。でも、お隣さんとはけんかしないでね」
というのが、オーストラリア。

色んな文化・民族・宗教がそのまま同居する、いわば、世界の縮図の様な国。
本国が戦争していても、その戦争をオーストラリアには持ち込まないでね〜と。

数年前、若者による民族対立が起こりかかったときの対応は凄かった。
1週間で法律改正、いわゆる公安は、めぼしい人物を一斉検挙。
1ヶ月で完封、そういう風潮さえ起こさなかった。


現在、移民政策は大きな転換点を迎え、2012年まで、独立移住ビザの審査は止まっている。
優遇する職種や条件を変更し、国の質を変えようとしているのだと思う。


出生率のみではなく、海外からの流入という形で人口を増やす。

相続税がほぼゼロなので、長く居る人ほど、一生懸命働かなくても暮らしてゆけるが、
譲り受ける財産のない移民は勤勉かつ子沢山で、大きな活力となっている。

そこへ、このところの不動産バブルで、世界の資産家が、不動産投資にやってくる。

そもそも、資源と食料はふんだんにある。


2012年を目処に改正されようとしている移民政策は、今後この国の性質を決める政策でもあると言える。
posted by yuu at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ
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